近代いわきの先駆!笠間藩領の草野・神谷をゆく ~死人田、片寄平蔵門からダイダラボーの沼まで~
- 距離:
- 約10キロ
- サイクリング所要時間:
- 約60分
- ウォーキング所要時間:
- 約150分
神谷には笠間藩の陣屋がありましたが、じつは笠間藩は神谷、草野、四倉、三和町、田村郡にも飛び地を持ち、幕末のいわき地方では最大の藩領3万2000石(平藩3万石、泉藩2万石、湯長屋藩1万5000石)を有していました。戊辰戦争でも新政府軍についた笠間藩は「勝ち組」となり、明治初期に平にできた「磐城平民政局」は笠間藩士が主導して政務を司りました。また笠間藩御用達の材木商人が片寄平蔵(1813~1860)で常磐炭田の発見者として近代いわきの発展に多大な功績を残しています。他にも郷土研究家の高木誠一(1887~1955)も神谷出身で柳田國男らと交流し、いわき民俗学のパイオニアとなりました。
- /クレジット/
プロデューサー:陸奥賢
事務局長:寺澤亜彩加
アシスタント・広報:井上栞里
スーパーバイザー:権丈泰巳
マップデザイン:藤城光
マップイラスト:フジキカオリ
リサーチ協力:藤城光、松本恵美子、渡邉剛広
スペシャルサンクス:夏井芳徳、新妻昭夫、新妻唯昭、新妻幸枝、三谷義通、吉田俊幸、吉田仁一、吉田侑子、渡邉剛
- /参考文献/
『神谷村誌』(志賀伝吉)
『石城北神谷誌』(高木誠一)
『近代いわき経済史考 : 碑文にみる伝承100年の記録』(斎藤伊知郎)
『日本民俗学辞典』(中山太郎)
『いわき彼方此方 中神谷~江戸の智慧と物語を歩く~』

