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『いわき時空散走フェスティバル2025秋』小川郷ツアー

▶ 小川郷ツアー『いわき時空散走フェスティバル2025秋』

【日時】2025年9月27日(土)9時~13時

【集合・解散】チャコちゃん農園

【サポーター】辰野扶美子(たつの・ふみこ)

いわき時空散走サポーターの辰野扶美子さん

▶ツアーコース

(スタート)チャコちゃん農園→ BUN FARMの畑→ 小玉小学校付近→ セブンイレブン(休憩)→ 小川諏訪神社→ チャコちゃん農園の田んぼ→ 梨の無人販売所→ ファーム白石→ チャコちゃん農園(ゴール)

 

今回の小川郷ツアーは、下小川エリアにあるブルーベリー農園『チャコちゃん農園』とのコラボ企画!小川郷エリアのサポーターをしている辰野さんは、普段、小学校教師をしながらチャコちゃん農園の運営しています。今回は、チャコちゃん農園をスタート・ゴールにし、親子でタンデムに乗りながら、小川諏訪神社や農家さんの畑などに立ち寄り、これまでとはまったく違う新しいコースになりました!

チャコちゃん農園に集合して自転車の準備をしていると、たまたま遊びにきていた扶美子さんの親戚の女の子が、自転車に興味深々な様子でお手伝いしてくれました。「タンデムに乗ってみる?」と言うと、「怖いから無理!」と興味はあるものの恐怖心が勝っている様子した。しかし、お父さんが「一緒に乗ってみようよ」と強く誘って、少しビビりもタンデムの後ろにまたがります。乗り始めは、ペダルに足をつけず、「もっとゆっくり走って!」と言いながら顔がこわばっていましたが、数分後には笑顔になり、楽しそうに自分の足でペダルを漕いでいました。こんなひょんなことをきっかけに、自転車への大きな一歩を踏み出せたんだなと思うと、とても嬉しいです。

準備をしていると参加者の方たちも集まりだし、子供たちはタンデム自転車や子供用自転車に乗り準備満タン!また、小川町在住の方も参加してくれて、みんなでいざ出発!チャコちゃん農園がある付近は、高い建物も電線も一つもなく、視界いっぱいに空、山、田畑の景色が広がります。そんな景色を見ながら農道を自転車で走るなんて最高ですよね。

「あ!蝶々だ!」「お花が咲いてる!」などと子供たちが自然の中から色んなものを発見しながら、ゆっくりと走っていきます。最初に、多品目の野菜を育てているBUN FARMさんの畑を少し見学しました。代表の鈴木文香さんは、新規就農者として農業をしており、季節によって色々な種類の野菜を栽培・販売しています。

その後、小玉小学校の方へ!ここでは、カルフォルニアで『国宝ローズ』という米の品種改良に成功し『ライス・キング』と呼ばれた、小川出身の国府田敬三郎さんを紹介しました。最近は、米の物価高騰などの影響なのか、「スーパーでカルフォルニア産米を見かける」という声もありました。子供たちも、マップを見ながらちゃんと話を聞いている様子でした。

次に、小川諏訪神社へ向かうと、たまたま『うさぎマルシェ』が開催されていました。野菜や雑貨、キッチンカーなど、様々なお店が出店していました。最初に立ち寄ったBUN FARMさんも軽トラックで出店していました。各自、買い物をしたり、小川にある草野いちご園のジェラートや、フェイジョアのソーダを購入するなどして休憩。

小川諏訪神社の社伝によると、鎌倉時代の1322年に小川郷の領主・小川入道義綱が勧請(神仏の来臨を祈り願うこと)したといいます。また、市指定の天然記念物であるシダレザクラが有名です。最後に、みんなでお参りをしました。本殿のところに蛙がいてみんなではしゃいでいました。

次に到着したのは、チャコちゃん農園の田んぼ!毎年、田植え体験と稲刈り体験を開催しており、子供たちに体験してもらいながらお米を育てているそうです。今年も、一週間ほど前に稲刈りを終えたようで、刈った稲が稲架(はさ)掛けされていました。天日干しされたお米は、栄養いっぱいでここからより美味しくなるでしょうね。

どんどん自転車で走っていき、途中で立ち寄ったのが梨の無人販売所。コインロッカーのようなボックスの中に梨が入っており、お金を入れると鍵が開くシステム。採れたての梨(豊水)がなんと3つで300円。とてもお買い得!参加者の皆さんもお土産にしていました。

そして、ファーム白石さんの畑に訪問し、ピーマンの収穫体験をさせていただきました!終わりかけの時期だそうで、赤くなったピーマンもありましたが、完熟しているだけで赤くなっても美味しく食べれるそうです!各々、収穫用のはさみを手に取り、好きなピーマンを収穫していきます。大きいピーマンを探したり、緑と赤のグラデーションピーマンを見つけたり、楽しい時間でした!

収穫したピーマンを持って、チャコちゃん農園に帰ります!そして最後に、チャコちゃん農園のブルーベリーを使ってみんなでブルーベリージャム作り。ブルーベリーの重さを測って鍋に入れ、混ぜながら火にかけます。そして少しずつ砂糖を加えながら、お好みの甘さに調整していきます。だんだんと皮がめくれて、実も潰れてきて、あっという間にジャムが完成しました。各自持ってきたパンにジャムを付けて試食。甘さと酸味がちょうどよく、美味しい…!口の中に皮が残らず、果実感が溢れていて感動の美味しさでツアーを締めくくりました。

広がる田畑、夏井川、彼岸花、すすき、米の稲架掛け、秋桜など、小川という地域の豊かさと、秋の風物詩を堪能したツアーになりました。これは、季節ごとに走りたくなってしまいますね。

ツアー終了後も、体力が有り余ってまだまだ自転車に乗りたい子供たち。チャコちゃん農園の前が、車通りが少なく開けた道なので、子供たちの自転車練習にピッタリ!ツアーはタンデムで参加した男の子も、子供用自転車に挑戦し、少しサイズは大きいですが上手に乗りこなしていました。大きい自転車に乗れたという誇らしげな顔つきに見えました。こうやって、子供たちが気軽に自転車に挑戦でき、成長していける場を作っていけるといいなと思っています。

文章・写真:井上栞里

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